今は亡きテキストサイトという時代 ヴァーチャルネットアイドルちゆ12才
テキストサイト最盛期は2003年頃、その時、僕はまだ小学生でありその熱気を直接見たわけではないけど、ネットに興味が出て調べ始めるとこの時代はとても輝いていたように思います。
テキストサイトの管理人達の自分の好きなことをとことん追及する姿というのは、今見ても色褪せないそんな物がひしひしと伝わってきます。
その中でも僕の一番好きなサイト
ヴァーチャルネットアイドルちゆ12才
これについて少し語っていきたいと思います。
まずちゆについて語るに辺り、絶対に必要なことというのは、管理人の膨大な知識これは外せないと思います。
例を挙げるだけでも、
この二つは僕の大好きな記事です。
まず一つ目の
「1ch」の歴史
についてです。
1chというのは、今の20代の人達はほとんど知らないサイトではあると思うけど、これはとても興味深い物だと思います。
2ちゃんねるとは違う、人に優しい掲示板。良い投稿をした人にはお金が入る仕組みを作るバリューエクスチェンジシステム!
……そうしたカラフルな宣伝文句が飛び交う中、いざアクセスするとセキュリティが甘すぎてボロボロの掲示板や、2ちゃんねるに対する敵意を剥き出しにした運営側の投稿が待っているという、あまりにも期待を裏切られる残念な内容だったのが惜しい。
この文を読むだけで、1chの理想と現実がよく見えてきます。罵詈雑言が飛び交う2chが嫌いなのだけど、運営は杜撰というのが見えてきて、このギャップが面白くずっとこの記事を読んでいました。
次に、
40年前のエロ本
という記事について、初めて読んだ感想は
何でこんなこと知ってるんだよ!(笑)
その内容についても、今の時代では考えられないぐらい未来を逝ってる感じであり、
特に
これのインパクトは絶大でした。
僕の文章力ではこの魅力を伝えきれないので、ぜひこの記事を読んでほしいです。
とまぁ僕の好きな記事を二つ紹介しましたが、この面白さというのは、最近のネットではなかなか見れない代物だと思います。
これは僕の主観ではあるのだけれど、
今のネットの笑いの主流は
刹那的な笑い
これに尽きると思います。
刹那的な笑いはあったし、それだけで全てを語ることは出来ませんが、僕にとっては高度な笑いというのが流行っていたのは事実です。
しかしそれは過去の物になっていき、刹那的に笑えばいいだろうこれが主流になっているように思います。
それはとても楽なんだけど、たまには凝った笑いというのを見たいものです。
そのためにまずは、ネタのレベルを上げていこうと思いました。(笑)
楽しいと面白いの違いについて
【楽しいけど面白くない】
こういう感覚が分かる人いますか?
まぁこの感覚が分かるからこの記事を読んで頂いてるのだと思いますが、まずは楽しいと面白いの意味を調べて見ようと思います。
楽しいとは
意味
例文
たのし・い【楽しい】 の意味
出典:デジタル大辞泉
[形][文]たの・し[シク]
1 満ち足りていて、愉快な気持ちである。「毎日を―・く過ごす」「テンポのよい―・い曲」「―・いピクニック」
2 富裕である。金持ちである。「堀川相国は、美男の―・しき人にて」〈徒然・九九〉
3 作物の出来が豊かである。「この年頃は、いとこそ―・しけれ」〈大鏡・道長上〉
というように 満ち足りていて愉快な気持ちとあります。まぁこの僕なりの解釈で言うと
与えられた物で満足するといった感じですかね
つぎに
面白いとは
おも‐しろ・い【面白い】 の意味
出典:デジタル大辞泉
[形][文]おもしろ・し[ク]《もと、目の前が明るくなる感じをいった語》
1 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。「何か―・いことはないか」「仕事が―・くなってきた」「この作品は―・くなかった」
2 つい笑いたくなるさま。こっけいだ。「この漫画はなんとも―・い」「―・くもない冗談」
3 心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。「夏休みを―・く過ごした」「無視されたようで―・くなかった」
4 一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。「―・い癖」「―・い声」
5 (多く、打消しの語を伴って用いる)思ったとおりである。好ましい。「結果が―・くない」
6 風流だ。趣が深い。「月の―・きに、夜更くるまで遊びをぞし給ふなる」〈源・桐壺〉
というように、興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い ということらしいです
僕なりの解釈で言うと、自分で探して見つけるものと言った感じでしょうか。
そう考えると、楽しいものは溢れているけど、面白い物はなかなか見つからないという風に思えませんか?
楽しい物は受動的で
面白い物は能動的
こう書くと当たり前だなぁと思いますが(笑)
この二つは結構曖昧になることが多い気がします。
楽しい物は企業の方々やブロガーなどの人達が日夜努力して提供してくれいますが、自分が面白いと思う物はなかなか提供してくれない。楽しい物で満たされると面白い物を見つける努力をしなくなる。まったく恐ろしいものです。
でもそこで問題になるのが、
面白いことを見つけなくても楽しければいいじゃんという意見です。
結論から言うとまったくその通りだと思います。。(なんじゃそりゃ)
そりゃあわざわざ面白いことを探す手間を費やすことなどせず、ただ与えられる楽しいことだけで満足すればいい。それで困ることなんて正直まったくありません
でもそれを嫌だと思う人もいるのも事実です(主に自分が)、だけど自分なりの面白いを追及するのは正直、今の時代に合ってないと思います。 自分の面白いを追及すればするほど先鋭化されてほとんどの人が興味ないということになるからです。
そうならないような文章力が僕にあればいいのだけれど、そんな力はありません。
魅せる力があり、且つ自己満足の文章を書けるこれが今の僕の目標ではあるけどそれをするには何年もかかると思います。
話がかなりにそれてしまいましたが、(笑)
タイトルにある
楽しいけど面白くない
というのは結局なんなのかというと、具体的な例を挙げると飲み会ってことです。
そりゃあ酒飲んだら楽しいけど、ただそれだけなだけで終わりというのはまさに楽しいけど面白くないということだと思います。
こんなに長々書いたけど結局は飲み会が嫌なだけというしょーもない記事でした(笑)
PV至上主義はネットをつまらなくしたのか?
最近ネットは刺激がなくて面白くないという風に感じている人がいるらしい。
もちろん僕もその内の一人なのだけど、その原因のひとつにタイトルにもある【PV至上主義】のせいでつまらくなったということがいわれています。どういうことかと言うと、PV(ページビュー)が多いサイトだと人が多く見ているということになり、そこに広告をつけることでお金を稼げるという流れがあります。(厳密にはPVを増やしても広告をクリックしないと意味がないのかもしれないが
大まかな理解はこれであってるはず)
つまり
PVを増やせばお金を稼げる
⬇️
PVを増やすには目立たせないといけない
⬇️
目立たせるには刺激的な内容じゃないといけない
⬇️
刺激的な内容ばかりにすると嘘も盛り込まれる
⬇️
嘘や刺激的な内容ばかりになってつまらくなる
こういった流れがあるからこそ、PV至上主義がネットをつまらなくしたということが言われているのだと思います。
続きを読むネット上メタ認知的笑いについて
ネットサーフィンしていて思うのは、ネットにはよくメタ認知的な笑いに溢れているますよね
例えば〔淫夢〕などみたいな本来の楽しみ方から逸脱した物などがネットでよく見るメタ認知的笑いの代表的な物だと思うけど、本来はメタ認知的笑いというのは、とても高度な笑いだと僕は思うのです。
だけどネットで見るメタ認知的笑いというのは形式が確立していて、僕の思うメタ認知的笑いとは大きくかけ離れています。〔淫夢〕を代表的な物として挙げたけど、それは黎明期の話で今の〔淫夢〕は少し違うじゃないかなぁっていうのが僕の正直な感想です(笑)。
では、僕が思うメタ認知的笑いというのは、
「自分を滑稽化して自分を嘲笑う」
このような形だと思っています。